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ゆとりからの提言

ゆとりが何か言ってます。

ゆとりが大学新入生に伝えたい4つこと。

はじめまして、ゆとりです。初めてのブログエントリーです。今日は大学新入生に伝えたいことがあります。

 

まずは国公立前期試験、お疲れ様でした。受けてない方もいるでしょう。これから中期、後期の勉強をする方もいるでしょう。これを読む受験生、すなわち大学0年生の皆さんに、現在大学4年生(そして春から大学5年生)の先輩が、皆さんにより良い学生生活を送って欲しいと願い、お節介ながらいくつかお伝えしたいことがありますので、お付き合いいただけますと幸いです。

 

1.学んでください

当たり前ですが、大学は学問を修めるところであり、研究をする場です。日本では減少する若年人口と増え続ける定員とでギャップが生じ、大学全入時代と言われています。「こういうことを学びたい、こういうことを研究したい」という志を抱いて大学に入った方もいれば、「ただなんとなく」大学に入った方もいるでしょう。勉強に精を出す学生もいれば、部活やサークル、コンパや飲み会などに精を出す学生もいるでしょう。どれも立派な大学生です。ですが、大学の講義・学問を「面白くないから」という理由で疎かにしないでください。大学の講義を受けて、「なんだこのクソ講義は」と感じることは多々あると思います。一旦そう思ってしまうと、なかなか講義に身が入らず、ましてその学問に関心を抱くことは難しくなります。

なので、考え方を変えて見てください。大学という高等教育の場は、 世界の大学の原点とされるボローニャ大学で1088年にスタートしました。日本では1877年に東京大学が創立したのを皮切りに、全国津々浦々に大学が開校しました。すなわち、高等教育の場である大学の学問は、世界において1000年弱、日本においても150年弱にも及ぶ年月の結晶なのです。 それをたかが20年かそこらしか生きてこなかった稀代の天才というわけでもないあなたの価値観で 「クソだ」と切り捨てないでください。教える人の技量不足もあるでしょう。大学の教員は元来研究者の方が多く、その人たちの本分は研究であって講師ではありません。ですが、あなたの通う学部、学科の学問はすべてあなたがこれから触れていく世界で必要となるものです。というのは大げさかもしれませんが、ともあれ知識を持たずに損することはあっても、知識は得て損をすることはありません。講義を真面目に聞こうと聞くまいと、払う学費は変わらないのですから、どうせなら、得られるだけの知識を身につけてください。あなたが思う以上に、じっくり時間をかけて勉強できる最後の4年間はあっという間に過ぎ去ります 。

 

2.情報収集をしてください

合格発表の後は、一人暮らしをするために部屋探しに奔走する方もいるでしょう。大学から届いたパンフレットを読み、どんなものを買い揃えおうか迷ったりもするでしょう。入学式などのスケジュールを見ながら、友達ができるかなあ、恋人ができるかなあ、と華々しい大学生活に想いを馳せる方もいるでしょう。不安や期待、様々な感情が渦巻くと思います。それは大学に入ってからも同じです。ですので、情報を収集するクセを身につけておいてください

例えば、パソコンですが、レポートを買いたり、ネットサーフィンしたり、理系なら色々なソフトウェアを使ったりする場面も多々あると思います。ですので、大学4年間使い続けられるパソコンを選びましょう。大学推奨のパソコンをそのまま購入するのも手だとは思いますが、個人的には同額払うなら自分で満足できるスペックのパソコンを買うことをお勧めします(というのも、大学推奨だからといってお得というわけでもないことが多々あるからです)。大学推奨のパソコンの値段はおおよそ10〜20万円であるケースが多いと思います。これくらいの価格帯なら、CPUがIntel core-i5、メモリ8GB、SSD256GBあたりのパソコンが購入できたりします。グライフィックが優れたものや、持ち運びが便利な軽量モデルなんかも買えるでしょう。

「これがお勧めだから」というので思考停止せず、実際に自分で情報収集して見てください。これはほんの一例ですが、自分から情報を収集するという姿勢は、大学に入った後も必ず役立ちます。講義でも、あるいは留学や就活でも、気になることがあったらネットでもいいので調べて見てください。情報収集するクセを身につけてください。

 

3.インターンシップについて知ってください

インターンシップというのは、大雑把にいってしまえば就業体験のようなものです。決められた期間(2週間程度であることが多いです)、企業で実際の仕事に従事し、様々な体験をすることができる制度で、採用している企業も増えていく一方です。

インターンシップというと、学部3年生〜修士1年生あたりの学生がいくケースがほとんどです。しかし、個人的には学部2、3年生にこそ行って欲しいと思います(もちろん1年生でも行って欲しいと思います)。

私が初めてインターンシップに行ったのは大学2年生から3年生に上がる間の春休みでした。周りの同期にはインターンシップに興味はあってもまだまだ先でしょという人の方が多かったです。当時は興味のある分野があったので、この分野ってどういう仕事するのだろうと気になって、インターンシップをさせてくれる企業を探しました。ほとんどの企業が「学部3年生以上」と応募条件に記す中で、たまたま「学年不問」としていた企業があり、ダメ元で応募したところ通ってしまい(往往にしてインターンシップも選考があります)、2週間のインターンに行きました。一緒にインターンシップをしていた人たちは全員修士1年生でしたが、もともと態度が大きい方なので、あまり気にせず楽しく過ごしました。

その中で、大学で学んだことが一つ残らず実社会で使われることを実感しました。大学と社会が「つながっている」という感覚を得ました。同時に、作業をしていてもその中身がわからないまま機械的にやることもあり、それを悔しいと感じました。大学に戻ってからは勉学に一層励むようになり、自然と成績も上がって行きました。

私はその後ヨーロッパに交換留学し、留学後にドイツの企業で2ヶ月間、そして帰国した今も春休みを使って国内で1ヶ月半のインターンシップを続けています。行く先々で、社員の方は「私もその時期にインターンシップに行っておきたかった」とよくおっしゃいますインターンシップは自分が何に興味があるのかを知る手助けになりますし、その興味をさらに掘り下げる機会にもなります。興味が持てれば、大学に戻ってなお一層勉学に熱中できるのではないかと思います。

理系だと大学3、4年生ごろから研究室に配属され、卒業に向けた研究が始まります。興味のないことを研究したって楽しくありません。どうせなら熱中できる研究をして欲しいと思います。研究室がブラックだとかホワイトだとかで研究室を決め、研究をするのはもったいないと個人的には思います。大学で学ぶ中で、あるいは社会との関わりの中で、自分が興味を持てるもの、好きになれるものを探して行って欲しいと思います。

ただし、気をつけて欲しいのはちゃんと「学生を大事にしてくれる企業」を探してください。2週間程度だと無報酬が大半ですが、それでも宿泊場所を無償提供してくれたり、旅費や交通費を出してくれたり、食事補助が出たりと、学生が経済的な負担をしない環境を整えてくれる企業を選んでください。そういうところをケチる企業に行く必要は全くないです。あなたの貴重な時間を安売りしないでください


4.留学について知ってください

留学と聞くと、大仰なものと思われることがあるかもしれませんが、実際そんなことはありません。全く大したことはないです。私は大学に入る前から、大学に入ったら留学しようと思っていました。はじめは理由は特にありませんでした。親のお金で1年間海外に行かせてもらえるなら行っとこう、くらいの気持ちでした。しかしそれでは親も納得させられませんし、何しろ大学の学内選考も通りません。ですのでどうして留学したいのかを突き詰めて考え、自分なりに理由付けをしっかりやったつもりです。

留学して、新たな世界を知ることは必然、視野を広げることに繋がるでしょう。グローバル化が進むこのご時世、留学した経験を自身にフィードバックして成長できる人は重宝されるはずです。

しかし、それはさておいても留学に当たってネックなのが、言語力と、費用だと思います。英語をろくに話せないのに留学なんて…、留学ってお金かかるんじゃないの…と思われるかもしれませんが、意外となんとかなるものです。

言語に関してはTOEFLやIELTSが主に判断基準に使われますが、所詮試験です。傾向もあるので対策もできます。勉強すれば点数も取れるので心配は要りません。もともと英語が不得手であったにもかかわらず、これらの試験勉強をするうちに自信をつけて行き、実際に留学した友人は何人もいます。彼ら彼女らはうだうだ言わず、とりあえず勉強するか、と行動できる人たちでした。行きたいと思ったらまず何かしら行動してみましょう。その姿勢が何よりもまず大事です。結果は後からついてくるはずです。

費用に関しては、実際のところ今のご時世、日本にいるよりも海外に出る方がお金がもらえたりします。日本政府も大学も、そして企業も留学する学生を支援しようと様々な奨学金プログラムを用意しています。そして大半が返済不要の、給付型の奨学金です。各大学には国際課や留学課など、留学に詳しい方がいる部署が事務や教務にあるはずです。気軽に聞きに行ってみてください。大学も、留学する意欲のある学生をぞんざいに扱ったりなんてしないはずです。またネットで調べることもできます。留学に少しでも興味が湧いたら、ちょっと調べてみてください。あなたが思っている以上に、留学というものを身近なものと感じることができると思います。

 

 

以上、長々と書き連ねましたが、何はともあれ、皆さんが将来、「いい大学生活だった」と心から思えるような、充実したキャンパスライフを送れることを、一先輩として心から願っています。受験は入学手続きが終わるまでが受験です。あと少し、頑張ってください。画面の向こう側から応援しています。